【介護】初めての移乗介助

実家に戻って数日後に、初めて祖母の移乗介助をしました。
どれくらいの力で持てばいいのかも分からないし、若い人みたいにお年寄りを扱ったらバキッといっちゃうんじゃないかと思っていたので、とても不安でした。笑
ベッドに寝かせたあとに「大丈夫だった?どこか痛くなかった?」と声をかけたのを今でも覚えてます。

初めて移乗介助をする人は

これから在宅介護を始める方は、必ず移乗介助の方法を調べてください。必ず。
なんとなくで移乗すると、いずれ腰を痛める日がきます。
在宅介護を始めるまでは僕も知らなかったのですが、移乗は縦よりも横の移動が重要です。
介護は終わりがないので、自分の体調管理も大事です。

僕の場合は、すでに移乗をしている姉と祖父に教わりましたが、後々 YouTube を観たり、電子書籍も読みました。
その上で、移乗に関しては YouTube で観ることをおすすめします。
実際に移乗してくれるのでイメージしやすいし、介護士の方が教える移乗の方法も上がってます。

今になって改めて YouTube を徘徊したら【プロが教える介護技術】やしのきチャンネル が分かりやすいなーと感じたので、一部動画を載せておきます。


僕が在宅介護を始めた時はこの動画はなかったです。笑

自分に合った移乗を選択すること

動画を観て思ったのが、様々な移乗の方法があるということでした。
僕は介護士ではないので詳細解説はしませんが、”足の間に介助者(自分)の足を入れること” が良くないと紹介されていることがあります。
上記の動画内でもそう紹介されていますが、「もしやるのであれば」という解説もしてくれています。
もちろん出来るだけ正しい方法で移乗介助をすることが望ましいと思います。

ただ、自分(と相手)に合った方法を選ぶことが大事だと僕は思っています。

僕はこの “足の間に介助者(自分)の足を入れること” を選びました。
理由は3つあって、1つは僕自身の腰が痛くなりにくかったこと。2つめはとてもラクに移乗ができたこと。
そして3つめ。


祖母が前傾姿勢を怖がってしまう。


これも大きな理由でした。
祖母は全介助とはいえ、頭はしっかりしているので、とても怖がりました。
服用している薬の副作用に “めまい” があり、体調が悪かったりするとベッドに寝かせただけでも「目が回ってるから待ってちょーだい」と言われることもあります。
そのせいもあってか、前傾姿勢も目が回ることが多いらしく、とても嫌がりました。

プロである介護士の方であれば対処の方法がわかるかもしれませんが、僕はプロではありません。
介助も待ってはくれません。
模索や練習も必要とは思いますが、必要な場面は意外と急にきます。

なので、僕は “足の間に介助者(自分)の足を入れること” を選びました。
これを推奨しているわけではませんが、自分(と相手)に合った方法を選ぶことをお勧めします。
正しい方法で移乗介助をすることがベストな選択とは限らないと僕は思ってるので、発信されている情報は鵜呑みにせず、咀嚼して吟味しましょう。

実は…

当時の祖母は65キロはありました。笑
美味しいものや甘いものを食べるのが好きだったので、ぽよんぽよんしていました。

「すでに移乗をしている姉と祖父に教わりました」と前述しましたが、僕が来た時には姉は腰痛を発症していたので、移乗介助は行っていませんでした。
のっそのっそと歩くレベルでしたが、移乗介助を止めてから半年ほどで回復し、今も同じ仕事を続けています。(その半年間も働いてました)

介護離職(介護を理由に仕事を辞めること)を避けるためにも、移乗介助だけは学んでください!
今は実践形式のセミナーもありますし、最悪 YouTube で移乗介助の方法を学んでください。
介護離職についてはまたいつか話したいなと思います _(:3 」∠)_

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なんくるないさーエンジニア

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