【個人開発】今から挑戦するのはアリかナシか -2-

この記事は 【個人開発】今から挑戦するのはアリかナシか -1- の続きとなります。
まだ読んでない方がこの記事を読むとマジでわけわかめなことになるので、ご注意ください!
つーわけで、さっそく本題に。

語られていることはホントなのか

動画内で共通していることを順番に、知ってる範囲でお伝えします。

アプリが飽和状態でダウンロード数が増えにくい(探しにくい)

これは本当です。
昔に比べてアプリの数がダンチなんで、「メモ帳」とか「カレンダー」とか検索しても100以上表示されるなんて普通ですし、その中からユーザーの目に止まってインストールしてもらわないといけないので、マジで大変です ( . •́ _ʖ •̀ .)

ただ、何もできなわけじゃなくて、Apple Search Ads という検索連動型広告があります。
詳細を話すと膨大になるんで割愛しますが、簡単に言うと、検索上位にアプリを表示できる仕組みです。

宣伝ってどうやるの?ASOってなに?って人でも簡単にアプリの宣伝が出来るようになっているんで、これを利用することで簡単に見つけてもらえます。
もちろん料金は発生しますけどね。笑

収益は右肩下がり

正直これについては、アプリの収益化の方法が課金か広告かで分かれます。
広告だけなら右肩下がりはほぼ確実、課金の場合はワンチャン維持…って感じです。

昔からのアプリだと広告の方が圧倒的に多いので、広告を前提として話を進めますが、だいぶ前からツール系のアプリのクリック単価は下がってきています。
そのため、仮にユーザー数が維持できていても、広告だけであれば自ずと収益も下がります。

黎明期からアプリ開発している友達(個人開発→会社員)がいるのですが、収益化を従来の広告から月額制に切り替えたら、遠目で見たら収益も悪くないって言ってましたww

少々脱線しますが、ツール系のアプリのクリック単価は下がっていますが、反対にゲームアプリのクリック単価は高くなっています。
特にハイパーカジュアルゲームと呼ばれるジャンルはめちゃくちゃ高いです。
数十倍違うこともざらにありますw

昔から使っているアプリからユーザーは簡単に移行しない

深く考えなくてもいいです。
こっちのアプリの方がいいじゃん!と思わせたら移行します |・ω・)

スケールの小さい話をしますが、僕が開発した Memotter(Twitterライクなメモ帳)は「似たようなアプリから移行してきました」というメッセージをカスタマーレビューのみならず、お問い合わせ経由でも頂きます。

ドラスタ(運転免許の学科試験)は同類のアプリに金縁銀縁の鬼有名なアプリがありますが、プロモーションせずに3万DL突破しました。
ゆーて鬼有名なアプリは、ジャンル別ランキングではなく総合ランキングに鎮座しているので、ライバルにすらしてもらえませんけど。笑

どちらも令和リリースなんで古い話じゃないです。
スケールちっこいですが、ちょうど個人開発の話をしてるし、例えには最適。笑

ばこんとスケールアップすると、若い世代に浸透しているライブ配信アプリでは SHOWROOM、MixChannel、17Live などがありますし、YouTube 一強だった動画サービスは TikTok が対等してきました。Hulu でビデオオンデマンドがメジャーになったと思ったら翌年には AmazonPrime や Netflix が日本に上陸してきました。

アプリの規模に関係なく、ユーザーは移行します。
まぁ逆も然りなんで、ぼーっとしてたらユーザー盗られると思ってます。

個人開発じゃなきゃ安定…?

やっぱ個人開発は楽じゃないのかーと思った方、安心してください。
大手でも課金や手数料メインで収益化していないところは結構苦労しています。笑

社名が推測できるような情報は書けませんが、僕の知っている開発で繋がった友達が勤めている大手3社は、従業員数の割に稼げていません。
いろんなジャンルにいろんな会社が参入してきているので、大勢で運営していても収益が安定ってわけではないです (つω`。)
業界もだいぶ淘汰されたんで、今残ってる会社はまともなところが多いと思いますけどね。

結局のところ

ここまで読んで、やってみたいって気持ちが消えない人は挑戦したほうがいいと思います。
というか動画にも同じことが言えますね。
動画を見ても気持ちが消えない人は、挑戦したほうがいいかと。

アプリの数は飽和していますが、アプリが浸透していない業界とか仕事ってまだまだあるんで、なんとなーく情報を漁って「〇〇万ダウンロードした開発者が言うなら止めよう」に落ち着くのはもったいないです。

ただ、これあったら便利なのになーってアイディアが、既存のアプリに多少の仕様変更を加えるくらいで完成するのであれば挑戦しないほうがいいです。
既存のアプリが実装してくる可能性がありますし、ひょろひょろの一本槍で戦うのは無謀です。

あとは改めてになりますが、「一発当てたい」とか「稼ぎたい」てワードが浮かんでる人は止めてください。笑
もっと稼げる仕事は他にもありますし、それまでのプロセスやモチベーションの維持が大変なんで、普通に “稼げない期間” で挫折すると思います。

さいごに

業界を振り返る感じもあって、懐かしい気持ちになりました。笑

なんでもいいから一発逆転!というギャンブラーがいれば、ツールではなくハイパーカジュアルゲームを作ってください。
黎明期ではなく過渡期の話ですが、会社で数億、個人開発では1000万近く売り上げた事例もあります。
使われる期間はツールに比べて圧倒的に短いですが、当たるとばちこーんいきます。

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